中国ビジネスでの中国語の必要性

このエントリータイトルは愚問かもしれませんが・・・

大手企業の駐在員であれば、中国法人に既に長い歴史があり、会社が用意した日本語サービスありのサービスアパートメントに住み、会社でも専属の通訳がいて、運転手付の車もある。また、仕事上でも殆どの現地従業員も日本語が分り実際の実務は現地社員に殆ど任せている。また社内に日本人駐在者も多く、アフターファイブは日本人同僚と日本料理屋で一杯。中国在中の日本人の中にはこの様な環境の人も多いと思います。

必ずしもこの様な状況に無くとも、また、上記の様な恵まれた環境であっても中国語の習得にはメリットは多いと考えます。

1)取引先等、より多くの中国人とコミュニケーションが図れる。
2)プライベートでの行動範囲が拡がる。
3)より多くの現地情報が得られる。
4)通訳を介すより、格段に時間短縮が出来る。
5)正確に相手のニュアンスを汲取れる。
6)採用する従業員の選択範囲が拡がる。
7)通訳を使っていたとしても、正確に表現されているかチェックできる。

もちろん私がお会いしてきた日本人駐在員の方で、通訳を通して立派に業務を行なっている方も沢山いらっしゃいます。日本人が中国ビジネスをする上で、中国語ができることが必ずしも絶対条件ではありません。

専門用語を伴う分野での仕事では、中途半端な中国語で誤解を与えるよりも、信頼でき、その業務の専門分野や用語に精通した通訳を使うべきです。

ただ上記のメリットは中国語でコミュニケーションが取れることにより、私自身も感じているメリットです。

例えば6)の例として、当たり前の話ですが日本語力=仕事の能力ではありません。もちろん両立している事が理想ですが、必ずしもそうでないは当たり前の話です。また現代の中国都市部のホワイトカラーの賃金は先進国並みと言っていい程上昇しており、能力+語学力のある人材はコストも高いの現状です。

また、プライベートの友人を得られる選択範囲が拡がるのは、中国生活をより充実したものとし、中国人の本音に触れるチャンスだと思います。

損得もありますが、我々日本人も外国人から(たとえカタコトであっても)日本語でしゃべり掛けられる事は、嬉しい事だと思います。

もし出張ベースであっても、簡單な挨拶等から覚えてみては如何でしょうか?

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