日本では今週が仕事始めの会社が殆どかと思います。
中国では元旦三ヶ日は休暇でしたが、その振替休日の出勤が4日の日曜日からの始まりでした。
私は今週北京→広州市→江蘇省丹陽市→北京→天津市→北京と移動しました。
日本の製造業様の依頼を受けた代理店候補の中国企業との商談結果もまずまずで、移動の疲れも吹っ飛びます!
今日天津市に行った際、取引先の近くに、天津市外来務工人員就業服務中心(外地から来た人専用の職安)の近くだったので、募集条件等を見てみました。

ここは外地から来た出稼ぎの人向けの職安なので、ブルーカラー職種が中心です。
2014年の天津市の最低賃金は月額1680元(約 円)でした。
しかし現在の中国では最低賃金で雇用出来る職種は限られます。
実際の募集条件をいくつか見てました。




最低賃金に近いのは、掃除等に限られます。
洗車工、一般の工員といった労働付加価値のあまり高くな無い職種で2000元(約38000円)〜3000元(約58000円)位。
機械を扱える人が3000元〜8000元(約158000円)位といった所です。
ホワイトカラー職はまた違う形態になっています。
現在の中国で驚くのは、ホワイトカラー高級管理職は年収で数十万元(50万元として約960万円)〜100万元以上(100万元として約1920万円)といった求人も珍しくありません。
中国ではこの様に賃金の格差が大変大きく、マーケティングは平均値で考えてもあまり意味が無いのです。
日本製品を中国で販売する場合、地域・ターゲットに合わせたミクロでの市場調査・戦略がポイントになります。
市場戦略、市場調査お気軽にご相談下さい。
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