今月展示会出展支援を行ったドイツ・フランクフルトで行われたアンビエンテでは、以前上海の展示会に出展したのと同じ商品を展示・商談しています。
新興経済国である中国と成熟市場のヨーロッパでの出展は大きく異なります。
同じ出展品での大きな違いは
・ヨーロッパは市場が成熟していて、中国の展示会の様に
積極的に新しいものを探している感じでは無く、既存商品
の新しいデザイン・商品を確認している。
・中国での展示会時の様に、直ぐに代理店をやりたいとの
申し出は少ない。
・具体的に商談した企業も、自社での使用が前提。
・中国の展示会は会長、社長等のトップと商談できる場合
が多く、意思決定が早い。
・EU圏での担当者、デザイナーとの商談が多く、実際の取
引に結びつけるには今後継続したコンタクトと意思決定者
へ連絡をつなぐ仕掛けが必要。
勿論出展商品や出展する展示会により状況も異なります。
EU圏での展示会出展は毎年継続的に出展し、自社の名前や商品のブランディングが重要で、それが継続的な取引につながります。
中国での展示会出展は経営トップと商談する機会も多く、ビジネススピードは早いのですが、展示会での商談後実際に取引先候補の会社を訪ね、先方のビジネス内容を良く確認する事が重要です。
自社商品・サービスの海外展開、展示会出展等、是非お気軽にご相談下さい。
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