先週所用で名古屋へ行きました。
帰りの飛行機の国際線搭乗口付近にこんなものが・・・
中国語で据え付け無料と書いてあります。
現地法人のネットワークで据え付けるのでしょう。
POPには中国語も表記されていて、中国向けの220V仕様でした。
中国にもウォシュレットはTOTO、パナソニック等の日本ブランドや、地場メーカー品も含めて売っています。
但し、その普及度はまだまだです。
(4〜5星ホテルでもウォシュレットが設置してある所はまれです)
この商品は日本限定発売という事で、日本での購買を訴求しています。
どんな需要で買って帰るのか想像しましたが
1)サプライズおみやげとして
2)日本でウォシュレットを体験し、あまりの気持ちよさに(笑)
中国人の贈答品の習慣は、日本人の想像以上です。
ある日系企業の日本人駐在員が日本出張から戻り、菓子折りを買って帰りました。
普通のお菓子で、中のお菓子が1人づつ行き渡る位の量であったそうです。
中国人従業員の感想は、あの日本人はなんてケチなんだと・・・
日本であれば出張の折、お菓子を買って帰えるのは普通の事ですが、こういった事でも文化が違うのです。
以前日本である中国人留学生と話しをしていて、久々に実家に帰ると聞きました。
友達にも会えるね〜と言うと、友達には教えないと。
何故かというと、言うとおみやげを用意しなければならないとの事でした。
こんなプレッシャーがあるのね〜と思いました。
これはスーパーで見かける健康食品の贈答品コーナー。
老人がいる家や、実家を尋ねるのにこういった物を買って帰るのです。
これはお茶コーナー。
こういった贈答向け商品は、包装が立派なのです。
今の中国の政権は公務員同士の贅沢消費を避ける様にとの指令を出しています。
ただ、こういった文化はそう簡単には変わらないと思います。
日本の商品は包装も凝っている商品も多く、日系企業に取り中国人向け贈答品市場も狙い目の市場なのです。
中国人が新鮮に感じ、相手に喜んでもらえそうな贈答品にビジネスチャンスがあるのです。
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