今年もいよいよ春節の大移動が始まりました。
今年の中国のカレンダーでは1月31日から2月6日までの一週間が休みなのですが、多くの人が前後も含めて休暇を取り、故郷へ帰ります。
因みに一週間休みと言っても、旧正月前後の土日に2日出勤日が指定されており、その代休2日と土日を含んでいるので、実際の祝日休暇は3日です。
昨日天津へ出張の為北京南駅に行きましたが、切符を購入するのにかなり並ぶのではと早めに駅に来たらそれほどでも無かったです。
寧ろ切符購入窓口を全て開けているため、普段より並ぶ時間が少なかったです。
<昨日の北京南駅切符売り場>
<普段の北京南駅切符売り場>
普段の方が混んでいます。
この2駅は北京オリンピック前に改修されたインフラの整った駅で、切符購入窓口の数も多いのも行列が少ない理由の一つと思います。
また、以前国慶節の移動でも書きましたが中国の切符もネットで購入できるようになった為、多くの人がネットで事前に購入し、駅についたらID入りの身分証明書を自動発券機にかざすだけで発券が出来るようになっています。
但し外国人はネットでの購入はできますが、自動発券機で発券出来ないので、ネットで購入していても窓口に並び発券する必要があります。
春節前の風物詩であった切符売り場の大行列もかなり改善されました。
(場所によって違うとは思いますが)
中国のこの様な変化は大歓迎です。
<改札前も人だらけでも無い>
しかしまだまだ問題もあるのが運行です。
今回北京南駅に着き切符を窓口で買おうとすると「天津からの新幹線が途中で臨時停車しており発券できない」と言われました。
暫く待った後再度窓口に行くと10時発の切符だが、10時半出発との事。
改札では「席があるか分からない」と言われ、プラットフォームに降りると切符の列車番号と実際の列車番号が違っていて、他の乗客も勝手が分からずかなり混乱した状況でした。
以前中国で発生した新幹線事故もダイヤの乱れが原因だったと思います。
私は以前仕事で某日本の新幹線関連製造業の品質検査エンジニアと中国新幹線に同乗した事がありますが、専門家いわくハードは大丈夫であろうとの事でした。
中国の新幹線は路線により普段より遅延が発生します。
日本の新幹線の運行は神業的なダイヤ管理集団に支えられていると聞いています。
今回ダイヤの乱れている新幹線に乗ったので、若干不安を感じましたが無事天津に着きました。
この様な現状を見ると、また事故が発生する可能性は少なくないのではと思っています・・・
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