日銀のサプライズ金融緩和で円安が急速に進行しています。
円安はドルに対してだけでなく、人民元に対しても急速に進んでいます。
下図は中国人民銀行の人民元−円レートの今年の1月から現在までの推移です。

本日の中国人民銀行のレートで1元=18.9662円となっています。
中国で製造し、輸出をするビジネスモデルは益々厳しい状況です。
人件費、社会保障費用、環境対策費用等のコスト高騰に加え、この円安で日本等へ輸出する際のコストが大幅に上昇しています。
但し、中国国内販売のビジネスで利益を出していれば、逆に日本の決算上も利益が円安により増加します。
益々中国内販で稼ぐ事の重要性が高まってきています。
先日日本の7−9月GDP速報値がマイナス成長となり、市場予測も下回っていました。
円安の割には輸出が伸びていない状況です。
中国の地方都市は、消費が爆発的に増えると言われている一人当たりのGDP1万ドルをこれから超える行く都市が幾つもでると予想されます。
円安により日本製造の商品の価格競争力は増し、中国で販売した利益も上乗せになっています。
まだ中国での販売に参入していない会社、或いは本格的には販売していない会社は、今後積極的な参入をご検討してみては如何でしょうか?
中国に拠点の無い会社の方にとっては、本格参入はハードルが高いと思われるかもしれません。
人材・資金に限りのある中いきなり現地法人を立ち上げるのは確かに時間もコストもかかります。
まずは、中国の展示会に出展し、自社商品やサービスの潜在的な販売力を実感してみるのも一つの方法だと思います。
弊社では中国各地区・商品に合わせた展示館の調査や出展代行、市場調査等を行っております。
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