中国のママレモンにみるローカライズのあり方

中国でも様々な日系企業製品が売られています。


その中には日本からの輸入品と、現地法人での生産品があり、当然輸入品は値段が高いです。


これは輸入品の洗剤。

部屋干しトップ

「部屋干しトップ」が109元(約2000円)と輸入品はやはり高いですね。


私が良く買う消費者品は、現地の日系企業で生産された商品。


アタック

アタック


リポビタンD

リポビタンD


キューピードレッシング

キューピードレッシング


カルピス(セブン&アイPB商品)

カルピス


ごはんですよ。

ごはんですよ

中国語のネーミングも、日本語の意味そのままでgood!


中国に暮らす日本人一消費者として、この様な日本の商品が適価で手に入るのはありがたいです。


先日ママレモンが売られてみたので購入してみました。

ママレモン


使ってみると、子供の頃から慣れ親しんだ匂いと感触で懐かしい感じです。

但し、油汚れの落ち具合が中国ブランドの洗剤と比べ弱いな〜と感じました。

中華料理中心の我が家では、やはり中国ブランドの方が合っている感じです。

ママレモンは手にやさしいのが商品特徴ではあると思うので、致し方無いと思います。



日本製品を中国で販売する場合、どの位ローカライズするかがポイントです。

戦略的には日本仕様そのままにするか、現地の嗜好に合わせ仕様を変えるかの選択となります。

中国には日本人在留者もいますが(上海以外では)そのマーケットは大きくありません。
(過去エントリー:
在中邦人数にみる上海と北京の違い

当たり前ですが、中国人向けマーケットの方が格段に大きく、商品のローカライズの判断が必要となって来ます。

また、中国は各地区での味の好みの嗜好が大きく異なります。

年代による嗜好の差も大きいです。


勿論、商品によっては日本の物をそのまま販売し、その良さを訴求する戦略も有りあります。

商品開発時にターゲット・地域に合わせた調査が肝要です。


中国の流通チャネル調査、消費者調査等、是非お気軽にお問い合わせ下さい。


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