私の住んでいる北京市の朝陽区にはイトーヨーカ堂やイオンもあり、日本人にとっても買い物が非常に便利な地区です。
私も良くイトーヨーカ堂やイオンに買い物に行きます。
日本人の私個人には日系スーパーでの買い物は非常に便利で、売り場も買いやすく感じます。
日系スーパーの季節感の演出や、中食、メニュー提案等は素晴らしいと思います。
現在の中国のスーパーや価格・大量陳列の訴求ですが、今後日系スーパーの様なマーケティング手法も取り入れていくかもしれません。
但し、現地のシェアで言うと、フランス系のカルフールや、中国の物美が圧倒的に店舗数も多く、客数も多いのが現状です。
物美(WUMART)は北京市を中心とし、華北・華中地区で展開しているスーパーマーケットチェーンで、香港市場に上場(01025.HK)しています。
古いデータですが、2012年末で店舗数は103店となっています。
北京市で市場シェア35%を占める最大手のスーパーマーケットです。
米等の買い出しの為、アイさんの意見で、物業に買い物へ行きました。
やはり中国の庶民にとって、日系スーパーは高いという印象なのです。
さて中国のスーパーでは、日本の様にパックされた生鮮品も売っているのですが、中国人の庶民は、量り売りの生鮮品を手に取って品質を確かめながら買うのが好みです。
特に高年齢者層はその傾向が強いです。
改革開放以前の世代と現在の若者とでは消費行動も全く異なります。
生鮮売り場。
客数も多いですね。
果物
表示されている価格は一斤(500g)単位です。
この様に重さを測ってバーコードをつけてもらいます。
精肉
カエルも売られています(笑)
イタリアフェレロ社のチョコレートも大量陳列されています。
買い物カートにディスプレイがあり、現在地近くの特売品等のプロモーションが表示されます。
意外と!?ハイテクです。
アイさんがセレクトした米は12.5Kgで78元(約1500円)
財務方の私もセレクトに意見はあるのですが、外国人だからと言う事で殆ど意見は通りません(笑)
面白いのが何人もの人に「この米いくら?」と話しかけられました。
皆んなセレクトに悩んでいるのでしょうか?
メディアや広告をあまり信じない中国人は、口コミ効果が非常に大きいのです。
中国の消費マーケットは大きく、世代・地区・収入層により大きく消費行動が異なります。
日本の商品・サービスを中国で販売する前に、ターゲットに合わせた詳細な市場調査をする事で、販売対象となる地区やチャネルの選択を最適化する事になります。
中国での市場調査等お気軽にご相談ください。
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