APEC期間も終わり、本日より北京市の政府機関や学校も通常通りとなっています。
ナンバー末尾の偶数・奇数での車両規制も通常となりました。
さて最近、北京でもアメリカのEVで有名なテスラを良く見かけるようになりました。

中国での販売価格は648,000RMB(約1200万円)からとなっています。
いつもどうやって充電しているのかな〜と思っているのですが・・・
というのも北京市内では別荘等を除き、殆どがマンション等の集合住宅で、充電場所の確保が難しのではと思います。
車を買う時車庫証明も必要ないので、路上駐車も多いです。
マンションの管理会社に行って、電源を用意させているのかな〜と想像しています。
世界で一番車が売れている中国でこの様な最新のEVを販売していくのはある意味当たり前でしょう。
世界的な有名メーカーのEVだけでなく、最近中国国産メーカーのEVをよく見かけるようになりました。
私は地下鉄の駅から自宅マンションまで白タク(中国語では黒車)をよく利用するのですが、何台かのEVに乗りました。


(車内からのピンぼけ写真ですみません)
同乗した感じは、軽自動車以下の車両に適当!?にモーターとバッテリーを搭載したのではと言う感じなのですが・・・・
でも世界中の大メーカーが莫大な研究開発費を投入し開発しているEVを適当(失礼)につくってしまい、実用化しているのも大したものです。
自宅マンションのエレベーターの中にも国産EVの広告が貼ってありました。

DENZAというあまり馴染みのないブランドですが、ドイツのダイムラーと著名投資家ウォーレンバフェットが投資している事で有名なBYDが投資している会社です。
この車は北京と深センで販売を開始しています。
北京では10月31日に発売開始となりました。
上海は販売開始を申請中との事。
お値段は369,000RMB〜(約700万円)と出ています。
北京市はEV購入に対して、最高で12万元(約225万円)の補助金がでます。
補助金が12万RMBあったとしても、実質約25万元(約470万円)となり、結構高いですね〜、
北京は大気汚染も酷い為、政府もEVに対する優遇措置を始めています。
補助金の他、先日のエントリーでも書いた抽選制のナンバープレート取得も通常車に比べ、優先的にナンバプレートが当たる様になっています。
今後中国で爆発的にEVが普及するのではとの予想が出ています。
日本の電子デバイスメーカーが家電から自動車デバイス向けに販売先をシフトしている中、今後中国国産完成車メーカー向けにEVのデバイスを販売するチャンスがあると思います。
中国は完成車メーカー数も多いのですが、エンジンを外部調達している様なメーカーも多いのが現状です。
日本の電子産業の新たなビジネスチャンスとなると思います。
EVデバイスの中国市場調査、販売代行等、弊社までお気軽にお問い合わせ下さい。
応援にコチラをポチリとお願い致します。